タイトル
     2025 年度 前期  畜産学部 日英区分 :日本語 
  
家畜家禽論   FUNDAMENTALS OF DOMESTIC ANIMALS AND FOWLS 前期 
講義題目
 
時間割コード 科目分野
42110010  
担当教員(ローマ字表記) メールアドレス
  西田 武弘 [NISHIDA Takehiro], 手塚 雅文 [TETSUKA Masafumi], 村西 由紀 [MURANISHI Yuki], 後藤 達彦 [GOTO Tatsuhiko], 撫 年浩 [NADE Toshihiro]   nishtake@obihiro.ac.jp
対象学生 対象年次
  1年次 ~
単位数 授業形態
2 講義
授業概要  
人間が動物の生産物を利用するために作り上げた鳥や動物、すなわち家畜と家禽について、人間と関わりが深く、世界で広く飼養されている乳牛、肉牛、羊、豚および鶏について、これらの品種と特性について解説する。あわせて、日本と世界における飼養と利用の現状を交えて解説するとともに、家畜および家禽の飼養におけるトピックスについても紹介し、家畜と家禽に対する理解を深めることを目標とする。
 
到達目標  
乳牛、肉牛、羊、豚および家禽についてその歴史と品種および家畜としての特徴を説明できる。また、各家畜の飼養概況と基礎的な飼養管理方法についてその概要を説明できる。
 
授業計画  
1. 羊  (手塚) 
 1)羊の自然史と特性
 2)羊の家畜化と品種
 3)日本の羊産業:過去・現在・未来
2. 豚  (村西)
 1)豚の家畜化とその歴史、豚の品種とその特徴
 2)豚の飼養状況と飼養管理
 3)豚の成長と生理的特性
3. 乳牛 (西田)
 1)牛の家畜化、乳用牛の品種とその特徴
 2)乳用牛の我が国と世界での飼養状況
 3)乳用牛のライフサイクルと生産物
4. 家禽 (後藤)
 1)家禽の家畜化の歴史と世界の飼育状況
 2)鶏の様々な品種とその特徴
 3)鶏の産業利用:過去・現在・未来
5. 肉牛 (撫)
 1)肉用牛の品種とその特徴、和牛の歴史
 2)肉用牛のライフサイクルと我が国での飼養状況
 3)わが国の肉用牛における諸問題-BSEについて
 
キーワード  
乳牛、肉牛、羊、豚、家禽
 
テキスト・教材  
教科書1 ISBN 9784254450316
書名 畜産学概論
著者名 小林泰男 編 出版社 朝倉書店 出版年 2021
備考
備考 配布資料、スライドなど
 
参考図書  
参考書1 ISBN
書名 乳牛管理の基礎と応用
著者名 出版社 デーリィ・ジャパン社 出版年
備考
参考書2 ISBN
書名 ウシの動物学
著者名 出版社 東京大学出版会 出版年
備考
参考書3 ISBN
書名 ブタの動物学
著者名 出版社 東京大学出版会 出版年
備考
参考書4 ISBN
書名 ニワトリの動物学
著者名 出版社 東京大学出版会 出版年
備考
 
準備学習(予習・復習)等の内容と分量  
予習として、授業前に帯広畜産大学Moodleに掲載される講義資料を読む。
復習として、授業後に講義資料を読み直す。授業後の課題がある場合は課題に取り組んで提出する。授業中の小テストやレポート作成で理解を確かめることがあります。
 
成績評価の基準と方法  
各担当教員により試験(各授業時間中の小テストを含む)またはレポートによる評価を行い、各家畜または家禽の評価をそれぞれ20点とし、その評価を総合して成績とする。
 
ルーブリック表などの参考画像  
 
履修にあたっての注意事項  
原則として各家畜・家禽ごとの3回の講義終了時に成績の評価を試験またはレポートで実施する。
 
在室時間(オフィスアワー)  
月曜日16:30~17:30(各担当教員に事前に連絡してください。)
 
参照HP  
なし
 
研究室HP  
なし
 
備考  
なし
 
実務経験と関連する授業内容  
西田 武弘:畜産草地研究所でのウシ飼養管理に関する研究を担当していた経験を活かし、これらの講義では、家畜の飼料、栄養素の知識、消化管の構造、吸収機構、体内での代謝、消化率、その測定手法、代謝病等について、現場での効率性、実用性を重視した講義を展開している。
 
添付ファイル  
 
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