タイトル
     2025 年度 前期  畜産学部 日英区分 :日本語 
  
生物化学   BIOLOGICAL CHEMISTRY 前期 
講義題目
 
時間割コード 科目分野
42118010  
担当教員(ローマ字表記) メールアドレス
  木下 幹朗 [KINOSHITA Mikio]   kinosita@obihiro.ac.jp
対象学生 対象年次
  2年次 ~
単位数 授業形態
2 講義
授業概要  
生物は多数の物質から構成され、それらがお互いに関係をもちながら生命の営みを行っている。それらの物質がどのような構造をもち、複雑な生命現象に関与しているかを解き明かし、生命の本質を物質レベルで解説する。
 
到達目標  
1.生物を理解するうえでの化学の重要性に興味を持つ (関心・意欲・態度)
2.生体成分の化学的特徴の理解(主要な成分の化学構造を説明できるレベル)(知識・理解)
3.生体の反応の仕組みの理解(酵素反応などの仕組みを説明できるレベル)(知識・理解)
4.生体内での代謝の仕組みの理解(代謝についての概要を図説明できるレベル) (知識・理解)
 
キーワード  
生体成分・物質代謝
 
テキスト・教材  
教科書1 ISBN 9784807909964
書名 基礎講義 生化学 アクティブラーニングにも対応
著者名 井上英史 出版社 東京化学同人 出版年
備考
備考 プリント配布
 
参考図書  
備考 なし
 
準備学習(予習・復習)等の内容と分量  
1.復習:講義の要点をその都度指示する。
2.予習:次週の話題について前週に指示する。
3.復習を兼ねて区切りが良いところで,レポートを提出を求める。(3回程度)
 
成績評価の基準と方法  
テスト(対面を予定、それが不可能な場合ムードルで試験)での評定を基本とします。レポートは加点要因
オンライン並びにハイブリットとなった場合は宿題(小テストもしくはレポート)の点数の積み上げ方式とする(最高点がA+)
 
ルーブリック表などの参考画像  
 
履修にあたっての注意事項  
化学および生物学の基礎知識が必要であるため、化学概論、生物学概論を履修しておくこと。
出席はカードリーダーを使用する(学生証を忘れた場合、欠席となるので注意すること)
学則に規定された出席数に満たない場合は対象外とする。
教科書を必ず購入すること(購入しない場合宿題等に対応できない)
 
在室時間(オフィスアワー)  
木曜日 16:00
 
参照HP  
なし
 
研究室HP  
なし
 
備考  
食品衛生管理者・食品衛生監視員任用資格の必修科目です。
 
実務経験と関連する授業内容  
木下 幹朗:代謝系に関する講義について、上記の時に得られた知見手法を交えて講義をしている。
 
添付ファイル  
 
授業計画  
No.内容
第1回 イントロダクション、生命と化学
第2回 ヌクレオチドと核酸(核酸の化学) 核酸の構成要素 核酸の化学構造 その他
第3回 脂質の構造と機能(脂質の化学)脂肪酸の構造 生物と脂質
第4回 糖の構造と性質(糖質の化学) 単糖の構造 多糖の構造
第5回 タンパク質の化学1 アミノ酸についての化学と性質
第6回 タンパク質の化学2 タンパク質の構造(1次-4次構造)
第7回 タンパク質の機能1 酵素とは、 酵素の特徴
第8回 タンパク質の機能2 膜タンパク 酸素結合たんぱく質の構造と機能
第9回 ビタミンと補酵素 ビタミンの化学
第10回 代謝1 糖質の代謝 解糖系 ペントースリン酸回路 糖新生
第11回 代謝2 電子伝達系 ATP合成 ミトコンドリア 酸化的リン酸化
第12回 代謝3 脂質代謝 脂肪酸の酸化 脂肪酸の生合成 脂質の消化吸収
第13回 代謝4アミノ酸代謝  尿素回路 アミノ酸の生合成
第14回 代謝5 核酸の代謝
第15回 代謝についての総まとめ
第16回 テスト
 
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