タイトル
     2025 年度 前期  畜産学部 畜産科学課程 日英区分 :日本語 
  
食肉加工利用学   THE SCIENCE OF MEAT AND MEAT PRODUCTS 前期 
講義題目
 
時間割コード 科目分野
42567010  
担当教員(ローマ字表記) メールアドレス
  島田 謙一郎 [SHIMADA Kenichiro], 三上 奈々 [MIKAMI Nana]   kshimada@obihiro.ac.jp
対象学生 対象年次
  3年次 ~
単位数 授業形態
2 講義
授業概要  
食肉科学は、肉用家畜がと畜・解体されて食肉となり消費されるまで範囲を網羅している。食肉の主体である筋および筋細胞の成分・構造・機能レベルで,筋から食肉への変換過程(死後変化)を,筋細胞の構造的・生化学的変化を通して説明する。さらに、得られた食肉の栄養的な価値や品質の評価などを説明し、調理や保存中の変化や、食肉製品へ加工する際の基本的な原理など説明する。
 
到達目標  
食肉(≒筋肉)の基本構造を図示でき、構成成分の局在および特性を説明できる。
食肉の生産から品質の評価を理解でき、異常な肉質の内容を表すことできる。
筋肉から食肉への変化を化学的および物理的な側面から考えることができる。
食肉の構成成分の特性と関連づけて食肉加工の原理を理解して説明できる。
 
授業計画  
1 概要の説明、食肉の歴史、食肉の生産動物
2 生体から枝肉
3 枝肉の格付け(国内の牛、豚、鶏)(海外の格付け)
4 規格と分割方法、筋肉の構造と成分
5 筋肉の構造と成分(続き)
6 筋収縮、動物の生と死、解硬と熟成
7 解硬と熟成(続き)
8 食肉のおいしさと栄養、食肉の特性
9 食肉の栄養特性と生体機能調節
10 食肉の高付加価値化、食肉の保蔵と加工
11 食肉加工と加工法
12 食肉加工と加工法(続き)、食肉加工とその原理
13 食肉製品とその製造法
14 食肉・食肉製品に係る法規、食肉・食肉製品に係る安全管理
15 海外の食肉製品
16 期末試験(達成度確認試験)
 
キーワード  
食肉(≒筋)、と畜・と畜検査、格付け、死後変化、食肉製品
 
テキスト・教材  
教科書1 ISBN 9784874923542
書名 乳肉卵の機能と利用 新版
著者名 玖村朗人、若松純一、八田一 出版社 アイ・ケイ コーポレーション 出版年 2018
備考
 
参考図書  
参考書1 ISBN 9784254435504
書名 食物と健康の科学シリーズ 肉の機能と科学
著者名 松石昌典、西邑隆徳、山本克博 出版社 朝倉書店 出版年 2015
備考
参考書2 ISBN 9784830041211
書名 畜産物利用学
著者名 齋藤忠夫、根岸晴夫、八田一 出版社 文永堂 出版年 2011
備考
 
準備学習(予習・復習)等の内容と分量  
各講義で事前にMoodleで配信する授業ノート作成用ファイルと教科書により事前に予習を行ってください。復習は授業を受ける際にノートした部分を整理して各回のノートファイルを完成させ、教科書も読んで次回moodleの小テスト(復習)に備えることとします。
 
成績評価の基準と方法  
期末試験7割、⼩テスト2割、感想文1割とし、ルーブリック表を使いながら評価値を算出する。
 
ルーブリック表などの参考画像  
 
履修にあたっての注意事項  
教科書を使用しますので、できるだけ購入してください。
 
在室時間(オフィスアワー)  
⽉曜⽇-⾦曜⽇(12︓00-13︓00)
 
参照HP  
なし
 
研究室HP  
なし
 
備考  
食品衛生管理者及び食品衛生監視員任用資格の選択科目
 
実務経験と関連する授業内容  
該当なし
 
添付ファイル  
 
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