タイトル
     2025 年度 後期  畜産学部 畜産科学課程 日英区分 :日本語 
  
生物生産機械・環境工学実習Ⅰ   PRACTICE IN MECHANICAL AND ENVIRONMENTAL ENGINEERING FOR BIOPRODUCTION I 後期 
講義題目
 
時間割コード 科目分野
65010010  
担当教員(ローマ字表記) メールアドレス
  宮竹 史仁 [MIYATAKE Fumihito], 吉川 琢也 [YOSHIKAWA Takuya], 丸藤 祐仁 [GANDO Yoshihito], 藤本 与 [FUJIMOTO Atsuru]   miyaf@obihiro.ac.jp
対象学生 対象年次
  2年次 ~
単位数 授業形態
2 実習
授業概要  
生物生産における農業機械の基礎的設計、製作技術および生物生産環境工学に関連する定量調査や解析手法を実際に体験し学ぶ。特に「授業計画1〜3, 5〜11」は生物生産機械の設計、製作に不可欠な製図や3D-CADの基本を習得する。「授業計画4, 12〜15」では、生物生産環境工学おいて自然システムを計測するためのセンサーやバイオマス資源および植物体などの定量的な解析を理解するために、物理学、化学および生物学的観点から生物生産環境工学的な基礎的手法を習得する。
 
到達目標  
1.生物生産機械に関連する設計、製作を行うための図面の作成方法や読み取り技術を理解し、農業機械分野に関連する基礎的な設計が体得することができるようになる。
2.生物生産環境工学の定量的調査や解析手法の基本を理解し、生物資源(バイオマス)循環などの環境工学的分野を物理学、化学および生物学的観点から考察し、様々な問題解決手法を体得することができるようになる。
 
授業計画  
1.ガイダンス(実習内容の説明と注意事項)【宮竹】
  [機械系]製図の基本1(線の種類と寸法)【宮竹】
2.[機械系]製図の基本2(投影法)【宮竹】
3.[機械系]製図の基本3(断面図と公差)【宮竹】
4.[環境系(生物)]植物体の硝酸態窒素およびアスコルビン酸の測定【宮竹】
5.[機械系]3D-CAD(スケッチの基礎)【藤本】
6.[機械系]3D-CAD(フィーチャーの押し出しとカット)【藤本】
7.[機械系]3D-CAD(フィーチャーの移動,コピー,編集)【藤本】
8.[機械系]3D-CAD(回転フィーチャー)【藤本】
9.[機械系]3D-CAD(スイープとロフトフィーチャー)【藤本】
10.[機械系]3D-CAD(アセンブリ)【藤本】
11.[機械系]3D-CAD(3次元モデルの2次元図面化)【藤本】
12.[環境系(物理)]温度センサーを用いた温度測定とデータ解析【丸藤】
13.[環境系(物理)]加速度センサーを用いた運動の測定【丸藤】
14.[環境系(化学)]バイオマスの成分分析1【吉川】
15.[環境系(化学)]バイオマスの成分分析2【吉川】
 
キーワード  
製図、3D-CAD、センサー、バイオマス、成分分析
 
テキスト・教材  
備考 自作資料などを配布
 
参考図書  
備考 実習中に随時紹介
 
準備学習(予習・復習)等の内容と分量  
【予習】 各実習の内容に関するキーワード(シラバスに掲載)や配布資料を参考に事前に概要を把握しする(1時間程度)。
【復習】 各実習に課せられた課題について図書館などの専門図書を引用し、論理的および客観的思考に基づいて実習内容を総括し、課題などを作成する(1時間程度)。
 
成績評価の基準と方法  
各実習で課される課題(図面等の課題提出物、実験レポート、小テスト等)および実習に対する関心意欲について各実習の担当教員からの評点に基づき加重平均などで評価する。
 
ルーブリック表などの参考画像  
 
履修にあたっての注意事項  
・各教員の担当ごとに実習場所が異なるので、事前に掲示などを確認すること。
・授業計画1〜3は、図面を作成するため、シャープペンシル、消しゴムなどの筆記用具を必ず持参してください(定規とコンパスは準備していますが、自前のものを持参しても結構です)。
・授業計画5〜11は、農学情報基盤センターで行います。
・授業計画12〜13は、データの取得と処理を行うため、ノートおよびノートパソコンを必ず持参してください。
・授業計画4、14〜15は、化学実験を行うため、白衣を必ず持参してください。
 
在室時間(オフィスアワー)  
開講期中随時(事前にメールにて確認すること)
 
参照HP  
なし
 
研究室HP  
宮竹史仁 : https://www.obihiro.ac.jp/faculty-s/fumihito-miyatake
吉川琢也 : https://www.obihiro.ac.jp/faculty-s/takuya-yoshikawa
丸藤祐仁: https://www.obihiro.ac.jp/faculty-r/yoshihito-gando
藤本 与 : https://www.obihiro.ac.jp/faculty-s/atsuru-fujimoto
 
備考  
・本実習は農業環境工学ユニット 『農業機械分野』 および 『バイオマス分野』 への配属を希望する学生を対象としている。
・本実習は農業環境工学ユニットの選択必修科目である。
 
実務経験と関連する授業内容  
宮竹 史仁:製図実習において、畜産草地研究所(農研機構)での堆肥化に関連する機械、機器等の設計、開発の経験を活かし、学生実習を展開する。
 
添付ファイル  
 
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